コロナショック、寄らば大樹の陰

僕は勤務医なので毎日出勤している。

院内においてマスク使用が大幅に制限されている。ガウンは今のところあるが、ガウンも制限されたら、気管支鏡などの検査ができなくなる。

 

今回のコロナショックで感じたのは、自営業は怖いと思ったことだ。事業規模が小さいので、手元のキャッシュが無くなるとすぐに立ち行かなくなる。

僕は医師になってから十数年目なので、進路のひとつに開業も考えていた。理由は医師としての収入だ。一般的に開業医は勤務医よりも高収入といわれている

 

しかし今回の新型コロナパンデミックで、そういったことが変わるのではないか。

現在外来患者数が激減している。そうなると外来診察メインのクリニックで外来患者数が減ると、経営が厳しくなるだろう。

新型コロナで国民全員に一人10万円の給付金など、国の財政出動が多くなっている。

そうなると、医療保険においても何らかの変更が行われるだろう。

新規開業は以前のように旨味がなくなる、訪問診療や往診をしないと立ち行かなくなるのではないかと思う。

 

今回のことで多くの個人事業主が苦しむことになるだろう。人々の労働に対する考え方に大きな影響を与えると思う