トランプ大統領の思惑
昨日トランプ大統領が、イギリスを除くヨーロッパ26か国からの入国を30日間停止すると発表した
なぜトランプ大統領はこのような決断をしたのだろうか?
言葉通りに受け止めると「新型コロナウィルス感染に対して本気で取り組んだ」とみえる。
この発言の前にWHOがパンデミック宣言をしている。「コロナなど大したことない」とタカをくくっていた彼もようやく本腰をいれたようにみえる。
しかし僕はもっと別の思惑があるのではないかと思う。
それは、
株価上昇操作をあきらめた、のではないか。
ヨーロッパはアメリカの主要貿易地域のひとつだ。そこの人的交流を止めるということは経済活動を止めることと等しいだろう。中国に対しては1月31日にすでに入国を禁止している。
3月3日FRBが利下げをしても株価下落抑止の効果はなかった。
そのために大統領選挙再選目的の株価維持はできないと思ったのだろう。
いや、再選するための株価維持は労力の割に効果なし、と判断したのだろう。
株価よりもコロナ対策のほうが票になると判断したのでは
そして、民主党の大統領選挙代表戦をみて、その決断をしたのではないかと思う。
トランプ大統領の頭の中は基本、大統領再選が一番ではないか。
そして、トランプ大統領が株価操作をあきらめたことで、株価は落ちるところまで落ちると思う。