潮目
潮目が変わった
コロナ禍での経済状況である。
2019年12月31日に中国湖北省武漢の疾病予防センターが新型ウィルス感染症を公表
2020年1月16日に日本でコロナ患者が最初に確認
その後感染が拡大する中で2月中旬から株式が暴落。1か月足らずで3/4にまでNYダウや日経平均株価が下落した。
そしてインバウンドが消滅、東京オリンピックが延期となり、飲食店が
バタバタと潰れてしまった。
夏頃からは少し楽観的な雰囲気となり、GO TOキャンペーンが行われた。
しかし秋頃からコロナ患者が再度増加、第3波がやってきて2021年1月7日から
2度目の緊急事態宣言が発令された。
しかし今年になってから、不況や倒産ということよりも、株価上昇、バブルという言葉が出てくるようになった。
株価上場自体は2020年5月頃から顕著になってきて、その頃からズーム、テスラ株が爆上げしてきた。「ロビンフッド族」なる言葉が出てきたのもそのころからだ。
昨年末くらいからビットコイン、仮想通貨も話題に上がることが多くなってきた。
会社の業績、決算も大幅な赤字の会社がある一方で、予想を超える黒字を出す会社も数多くある。
Google trendで「株式」と打ってみると
昨年の12月頃から急激に上昇している
そして「コロナで倒産」と打ってみると
と昨年5月上旬をピークに下がっているのだ。
僕は1週間前に梅田に買い物に行った。そのときにJR大阪駅のルクアに
行ってみた。その日が暖かかったこともあるのだろう。
買い物客であふれていた。
コロナ禍の潮目が変わったと感じた。
理由はいくつかあるだろう。
中央銀行のマネーサプライによる金余りや巣ごもり需要が増加したこと
ワクチン接種が開始されたこと
そして
消費欲が上がってきたこと。
突然押さえつけられた消費欲が、ふつふつと湧き上がってきている。
僕の投資金額もコロナ禍で上昇した。
グロース株を中心に株価が下落するリスクが高まってきていると思う。